2013年4月30日火曜日

no.431 mame-daifuku

はっきりしない曇り空の中、今日は学校の授業の後に息子の体育レッスン。
亀戸で1時間半のレッスンをしてから、今度は錦糸町で桃川亜紅先生の江戸かっぽれのお稽古。
お坊ちゃま、お夕食も後回しの芸能人並み分刻みスケジュール(笑)

亜紅先生のお母様から頂いた、原宿「瑞穂/みずほ」の豆大福を帰ってから頂きました。
以前から表参道の一本裏道を入った「瑞穂」の最中と豆大福の噂は聞いていましたが、頂く
のは初めて。
少し塩味が効いたほんのりと甘い餡とお餅の一体感が絶妙でした!


夕食の後だったので、大きめの大福は「どうかな〜?食べれるかな?」と思いましたが、
これが全然平気。
ぺろっとひとつ食べてしまった(笑)

すべて店内で手作りの瑞穂の豆大福と最中。
すぐ売り切れてしまうので、予約が必要なんだそうですよ!


no.430 buddha statue

仏像を観に行くのが、いつの頃からかの私の趣味のひとつです。
飛鳥時代の仏像。これはもう別格。
ゆえに奈良を訪れる機会が多かった、という訳です。

広義の飛鳥時代の中でも、後半に位置する白鳳時代(美術史上の年代/7世紀末の大化の改新
〜8世紀初めの平城京遷都まで)の仏様たち。
荘厳で少し威圧感がある前期の仏様に比べ、ゆったりとおおらかな感じがするのが特徴です。

東京、深大寺の白鳳仏。
来歴は不明で、なぜ当時未開の地だった関東に、本家本元の奈良にも匹敵するような仏像が
あるのかも不明です。
私の幼少時の遊び場だった深大寺。
植物園があるので子供の頃からよく通い、長じてからはお蕎麦を食べに頻繁に訪れて、その
度にこの仏様にもご挨拶に行っています。


奈良、興福寺の仏頭。
もともとは蘇我倉山田石川麻呂を弔うために建てられた山田寺の本尊だったそうですが、
幾多の火災や戦渦を通り抜けてきたようで今は頭部しか残されていません。
それでも、この凛とした美しさ。
見る角度によって、微笑んでいるようにも、また、これから戦いに挑むかのような厳しい
表情にも見て取れます。


そしてもう観ることができない、奈良、新薬師寺の小像、香薬師。
明治時代以降3回の盗難に遭い、昭和18年に盗まれて以来、行方がわからなくなっています。
今は、海外のコレクターの秘密の部屋にかくまわれているのか、失われてもうこの世に存在
しないのか、またはどこかの廃屋に置き去りにされているのか...。


三つとも、とてもよく似ているでしょう?
もしかすると、同じ工房で同じ人に造られて、同じ願いが籠められていたのかもしれません。
そう考えるとロマンがありますね。

駘蕩たる春風が吹く中、お寺への坂道をゆっくり上って、またお参りに行きたくなりました。


2013年4月28日日曜日

no.429 i wanna display some flowers

GWに突入〜♡
ですが、うちは私が仕事なのと、先日の模試がはちゃめちゃだった息子が塾なので、ごく
ごく普通の休日になってま〜す。
お昼過ぎから、息子の塾の送迎で街中へ。
ずっと腰が痛かったので、マッサージに2時間かかってきました。
ついでに足の角質もとってもらい、痛みも緩和してからだがほんわかと楽になり...。

腰から背面全体が凝り固まっているらしく、一回の施術ではほぐせなかったので、明日も
塾の待ち時間を利用してチューンナップしてもらってきます。

からだがすっきりしたら、なんだか花が飾りたくなり、久しぶりにうちのお玄関用に花を
買いました。
すごくセンスのいい花屋さん「花樹」
家の庭をケアして頂いているガーデナーの中村さんも、ここの花屋さんのご出身です。


部屋を片付けたり、お花を飾ったりするのは、本当に身体の調子が左右しますね。
住環境を整えたり食を充実させたりすることは、気力も体力もいるし、なにより精神状態
が安定してないと...。

GW期間中の空き時間に、いろいろと整理しておこうっと。


2013年4月27日土曜日

no.428 a residence

吉祥寺界隈の好きなスポット「山本有三邸」
私は、和風テイストのある洋館好きなので、このお屋敷、ピンでグッときます!
屋内の階段、和室、二階から見る風景も花マル♡


...で、山本有三と言えば「路傍の石」
...で、「路傍の石」は読んだことなくて、そしてこれからも読む予定はない小説。

山本有三は戦後、参議院議員にもなった人ですが、気になるのは夏目漱石の長女、筆子に
絡んで、久米正雄を貶める怪文書を送った張本人じゃないかと言われていること。
こんな素敵なおうちに住んでて、何でそんな女の腐ったようなことするかなー?
まぁ、私も身近にいる偽善者に対して、誰か真実を暴露してくれないかな〜と思ったこと
は何年か前にありましたけど、それを実際に行動には移せないよね。ふつう。
そんな行為をしたら、私の品格は、私の品位はどうなるの?って感じ。

...で、山本有三自身には、全く興味がないわけです。

人って、たくさんのいろんな顔を持っているよね。
年を重ねるってことは、段々とひとつの人格を作り上げてゆく作業なのかもしれない。
そして魂が身体から離れる時に「しまったー。生まれる前に今生では絶対しないって誓った
のに、またやってしまった!」なのか「おっ!結構いい線いったじゃん♡」ってことかなん
じゃないかなって最近思います。

話は戻るけど、山本有三の「おうちは素敵」です(笑)


2013年4月26日金曜日

no.427 today's lunch

お昼近くに名古屋を発ち東京駅へ。
今日は自宅に着いてから息子の剣道の送迎なので、八重洲地下街でちょっと腹ごしらえ。
前から気になっていた「Bubby's/バビーズ」に入りました。
NYのトライベッカが本店のアメリカン・フードのお店。
メニューを見たらいずれも量がかなり多そうだったので、一番ライトな「エッグ・ベネ
ディクト」のワンプレートランチを頼みました。
飲み物はピンク・レモネード。

サラダ、スープ、イングリッシュ・マフィンの上に厚切りのハム&ポーチドエッグ(オラ
ンデーズ・ソースがけ)、それにポテトのソテーがついて¥980!
味もなかなか美味しかった。
店内もNYの典型的なアメリカン・フードのお店な感じで和めます。


以前はひとりで食事をするのが億劫だったのですが、最近は本を読んだり、隣のお客様の
話になんとなく耳をかたむけたり、結構楽しい。
今日のお隣さんはどうも海外移住したいOLさんのようで、グリーンカード収得を頑張って
いるようでした。
ずいぶんしっかり聴いちゃったでしょ?
海外に住んだら住んだで、やっぱりかなりハードだと思うけどね〜。
私達、マイノリティだからさ。
たまに長期滞在するくらいでいいんじゃないの?...なんて...余計なお世話か(笑)

高速をぶっとばして自宅に戻ったら、先日の息子の模試の結果がテーブルに置いてあり。
あまりの出来なさに激怒りしたところです(涙)

最後の最後でかなり疲れた...。


2013年4月25日木曜日

no.426 today's dinner

昨晩は名古屋風来坊の「手羽先」を頂きました。
オーダーストップが24時までと限られているため、終演後そのまま風来坊へ。
ツアー地方都市初日、このメンバーで初めての食事会です。
いつもの名古屋の味にホッとした(笑)


昨日は、なんとなくとらえどころのない一日。
実像が見えないというか、実体が確認できないというか、思うところがひとつも実現でき
ないというか。
捕らえようとするとスルリと通り抜けてしまう思考...みたいな。
終演後、メンバーとも「今日は、なんか変だったね〜。」なんて話しました。

いろいろな想いや願いや祈り。
ひとりひとりのそう言った思考が、頭上からどんどん立ち上って上空でひとつに凝結して
今度は細かい粒子となり、またゆっくりと舞い降りてくる瞬間がある。
何度かそういった奇跡を見たことがあるように思います。

でも...いつもそうとは限らない。
ライブ・コンサートって本当に生き物のようですね。


2013年4月24日水曜日

no.425 Brondel

今日から名古屋に入りました。ツアー地方都市スタートは雨...。

昨日、先日頂いた蜂蜜のお返しを購入しに、以前ブログにもアップした銀座のBlondelという
ショコラティエに行って来ました。
ショコラショー(シナモン&ハニーのバージョン)を自宅用にも。
いわゆるホットチョコレートです。
今朝、名古屋に出発する前に自宅で飲んできましたが、これが美味しいー♡
抜群に美味しいー!
高いけど(笑)


カカオって、昔はお薬だったくらいなので本当に元気が出ます。

さて、これから本番前のリハーサルだ。


2013年4月23日火曜日

no.424 cafe du lievre

吉祥寺界隈の好きなお店。
いろいろあるけど、やっぱり井の頭公園にある「Cafe du lievre/カフェドュリエーブル」かな。
ブルターニュ家庭料理のお店ですが、ここのそば粉を使ったクレープ、ガレットがとっても
美味しいの。
まだ小さかった息子と公園で遊んだ後によく行っていました。
下連雀に住んでいる高校の時の同級生、ホソも誘って。


渋谷の裏通りにある「Au Temps Jadis/オタンジャディス」も好きだけど、ヨーロッパに滞在
することが多かったホソが、ここリエーブルのクレープはフランスの田舎で食べた味がするよ
って言ってた。
ガラス張りの店内は周囲の緑が美しく映え、ブロカント風の店内も明るく素敵な雰囲気です。

あの時は、既にいまの仕事をしていたのにずいぶんと時間があったんだな〜なんて考えてたら
まだ息子が小学校に上がる前で、自由になる時間がたくさんあったんだった。
人生でほんの一瞬の「時」
小さい子供は本当に天使で、周りの大人にほんわかとスローだった自分の子供時代を思い出さ
せてくれる。
ガチガチとエキセントリックなところのある私に、そんな緩やかな時間を与えてくれた神様に
実はとても感謝しています。


いまは相当、憎ったらしいけどね(笑)


2013年4月22日月曜日

no.423 architecture

江戸東京たてもの園。
東京/小金井市にある小金井公園内に、江戸時代〜昭和の遺構を移築した一角、江戸東京
たてもの園があります。
古い建物、(おどろおどろしくない)廃墟フェチの私には聖地のひとつ(笑)


昔、この辺りに自宅があって、春は桜、冬はシンシンと降る雪、夏は玉川上水に涼しげに
泳ぐ鯉、秋はハラハラと舞う落ち葉を窓越しに楽しめました。
吉祥寺界隈で生まれた私は、中央線沿いの雰囲気が今でも好きです。

高橋是清の邸宅。


この窓からのどかな風景が見渡せる二階で、高橋是清は2・26事件の犠牲になりました
が、今は昔...。
古い木枠とうねるように輝く昔のガラス窓に囲まれたお座敷には、ゆったりとした時間が
流れていきます。
一階にはお抹茶などが頂ける茶房もあって。

この邸宅は、もともと赤坂辺りの246沿いに在りました。
こんな邸宅群が、あの青山通り沿いに累々と建ち並んでいた風景を想うと、なんだかワク
ワクと嬉しくなります。
できることなら一度、その見事な風景を見てみたかったな。

私がアンティークやこういった古い建築物、街並に愛着を覚えるのは、前に自分が生きた
時代を魂が懐かしく思い出すからなのかもしれません。
ターシャ・チューダーが言っていたように。


2013年4月19日金曜日

no.422 tune up

昨日、記念すべき金継ぎ一枚目、完成!

久保先生からは「本当はもうちょっとだけどね〜。」と言われましたが、去年の10月から
始めてかれこれ半年...。
金継ぎを待ってくれてる次のお皿達もたくさんあることだし、とりあえずの完成です。


今日から食卓に復帰だよ!
今夜、なんの食材をこのお皿に盛ろうかな〜♡

そして今日は朝からピアノの調律。
普段、埃をはらう位しかしないピアノ回りですが、今日は調律師の方にいらして頂くので
まめにお掃除したとこです。
ピアノの上って本当はなにも置いちゃいけないんだよね。


今日は涼しいというか、少し肌寒いくらいの雨模様の天気。
春のひんやりした朝の空気の中、調律の単音のピアノの音が時折楽しげに聞こえてきます。


2013年4月17日水曜日

no.421 under the weather

今夜、息子と狂言に行こうと大分前に席を予約してたのに...忘れてた。
野村萬斎の「棒縛り」と「萩大名」


なにをやっているんだか。
調子悪かったからな〜なんて言いわけ言ってみたりして(泣)

でもスケジュール帳くらい確認しないとね。いくらオフだからってさ。


no.420 neal's yard remedies

さいたま終わり位から腰痛が...。
朝、ソファに横になりながらゆっくりと休んだので今日は絶好調か!...と思っていたら、掃除
機をかけるあたりからだる〜い痛みが出てきて。
先ほどゆっくりとお湯につかってオイルでマッサージをしたところです。
少しいいかも...。

いま使っているマッサージ・オイルはスリミング用のWELEDAのもの。
今度、買い物に行った時には、Neal's Yardのジンジャー&ジュニパーウォーミングオイルを
買ってこよう。
これ身体を温めてほぐし、血行を良くするのに最適なんです。


Covent GardenにあるNeal's Yard。
ニールズヤードレメディーズは、所在地の地名をとって名付けられ、まぁ「ニールズヤード
にある薬局屋さん」ってところでしょうか。
ここでオイルマッサージのセラピーを受けたことがあったっけ。
オーガニックのデリには、よくランチを食べに行きました。
サイトを見てみたら、いまはヴィーガン(動物性タンパク質さえ摂らないヴェジタリアン)
用のレストランもあるみたい。
Yardというくらいだから小さな中庭。
Nealって男の人の名前だから、昔、Nealさんが住んでいたんでしょうね。

何の用事でだったかひとりでここを訪れた時。
もう帰ろうと思った夕暮れどきに、Covent Gardenの古い建物の間の空に、のったりとかかる
大きなオレンジ色の月を見上げたことがありました。
もしかして100年も200年も前に、おんなじくらい大きな月を、ここでこうして見上げた人が
いたかもしれない。
それは前世に生きた私だったかもしれないな。

そんなことを思った15年前の自分を、さっき懐かしく思い出しました。


2013年4月16日火曜日

no.419 olive daifuku

さいたまスーパーアリーナでの通しリハーサル、ゲネプロ(本番さながらのステージリハ
ーサル)、そして本番2Daysが先日の日曜日に終わりました。
直前までの変更、変更、変更...。
さまざまな課題を残しながらも2013年のツアーがスタートです。
ツアーファイナルの代々木までに、このコンサートがどういう進化をとげるのか、1スタッフ
ながら本当に楽しみです。
どんな人と出会うのか。どこまで成長するのか。ファイナルにどんな想いがよぎるのか。

2日目のコンサート終わりで、久しぶりに数人のお友達に会えました。
コーラス陽子さんのお友達、レイナさんに頂戴した近江八幡「たねや」のオリーブ大福!
なんと、餡を餅米でくるんだ可愛らしい大福にエキストラ・ヴァージンのオリーブオイルを
かけて頂くの。
自宅に戻ってから早速お茶を淹れて頂いてみました。
想像もできなかった和菓子とオリーブオイルとのコラボレーション。
これが意外にまったく違和感がなくて、すっきりとした後味♡
ご自身がグルメのレイナさんからは、本当にいつも目が覚める様な美味しいものを頂戴する
のです。


滋賀県、近江八幡の「たねや」は元々は江戸時代に本当に「種」を商うお店だったそう。
明治から昭和初期にかけて近くに住んでいた著名なアメリカ人建築家ヴォーリズに薦められ
て和菓子から洋菓子にも手を広げ、今はいろいろな飲食業に事業を拡大しているそうです。
ヴォーリズの住んでいた洋館や設計した建築は、今でも滋賀県に遺構として残されていて
一度は訪れてみたいと思っていた場所。
ツアー中に仕事終わりで行ってみようかな。近江八幡。

おだやかな和菓子の甘味に、「行ってきたら〜?」と背中をそっと押されたような気がした
夜でした。


2013年4月13日土曜日

no.418 a flower garden

本日、ツアーさいたま初日!
現場は緊張感が徐々に高まりつつあります。

スーパーアリーナに入ってから真帆先生に頂いた「日本はちみつ」!
一昨日から近くのホテルに泊まっている私の今日の朝の風景です。


古来より南アルプス入野谷の山奥で生息し続けた和種のミツバチを標高1000mの高冷地
で飼育し、花木の花から2年かけて集めた蜜を巣ごと絞った貴重な蜂蜜。
ふたを開けるとふわぁ〜とした花の蜜の香りが!
そして、スプーンでひとさじすくうと、とろ〜とした濃厚な蜜がからまりました。
口に含むと目の前にパッとお花畑の映像が出てきて、一瞬自分がそこにテレポテーション
したような錯覚に陥り...。
食べ物を口に入れて、こんな経験をするのは初めてです。

近年、ニコチンを成分にした農薬でミツバチが大量に死んでしまう事故が起きているそう。
虫も食べない危険な食物を口にするために、こんな危い農薬を散布するなんて私たちは間
違ってるよね。
本当に何かが間違ってる。
声を大にして事実を知らせ、そんなことに「NO!」と言える私達でありたいと思います。

馥郁たる香りを放つ、こんな豊かな蜂蜜を食せる喜び。
そのために多少我慢すること、利益の追求のためだけを目的としないことを学ばなければ
ならない。
そして次世代の子供達を守りながら、失われ行く自然との共存を考えていかなければね。


2013年4月9日火曜日

no.417 an old bottle of Vietnam

染付けの小さい小皿や小ぶりの壷たち。
一番左は安南(今のベトナム)の壷。
もともと金継ぎが入っていましたが、家人に口の所を大きく割られてしまいました。
本体にもひびが入り...。次回の金継ぎの対象物です。

そのお隣は骨董屋さんで購入したうさぎの古い伊万里。
秋の風景と二匹のうさぎがとっても可愛らしく描かれています。

真ん中の小皿と小壷が、20年位前に上海の古道具屋の店先で一山幾らのかごの中から見つけ
たもの。価格はふたつで円換算で200円くらいかな(笑)
観光客相手のお店じゃなかったから。
その頃の上海はくすんだ雀の羽の色の街で、人々はみな古い自転車に乗って街に独特の匂い
がしていました。
どちらもいい感じの藍で風景が描かれ、のどかな田園風景や山々の景色が、心をなごませて
くれます。

一番右はダイソーで買った100円のガラスの壷(笑)
深いブルーが綺麗ですよね。


今の家の間取りは使いやすいのですが、こういった小物の置き場所にぴったりのスペースを
確保するのが難しく...。
とりあえず、今は息子の部屋のチェストの上に飾っています。
子供にとってなんら馴染みのない物を自分の部屋に飾られても、全然気にしないのがうちの
息子の特徴(笑)

アンティークに囲まれていると、いつか大人になった時、古い物への「愛」が芽生えてくる
かもしれませんね。


no.416 landscape

ここ数日、ちょっとへたっています...。
ベッドに入っても、疲れているのになかなか眠れず。
音を聴いているせいか、神経が立ってしまっているのかもしれませんね。

今日、日中は五月晴れの様に爽やかでいいお天気。
息子は始業式でクラス変えもあり「新しい先生は新卒の女の先生で美人なんだよっ!」と
嬉しそうに午前中に帰って来ました。
いいな〜。小学生は(笑)

人に忠告をしたり、真意を伝えたりするのって難しいな。
それでも、立場上、言わなければならない年齢に自分がなってみて初めて、若い頃、全く
なっちゃない私なんかに忠告してくれた、何人かの先輩達をありがたく思い出します。
本当は、人にそんなこと言いたかないよね。

一人前に人に偉そうなことを言った後って、どんなに後味が悪いことか。
若くて無謀な頃は、自分を正当化して白黒はっきり!...なんて愚かなことをしてきたけど、
「自分」という者の身の程を知るようになってからは、ほんと気後れするばかりです。

でも、言わなきゃいけない。


データが届かず、夜にずれ込んだ芝浦での仕事。
おかげで夜風に吹かれながら夜景をしみじみ見れて、ちょっと得した気分になりました。


2013年4月3日水曜日

no.415 hungry?

いまどうしても食べたいもの。

ロンドンで食べてたソフトシェルクラブ、パクチー添え。


日本橋、うさぎやのどら焼き。


山形のそば粉100%の田舎蕎麦。


なかなか食べれないものばかり(笑)


no.414 ki-mo-no

花散らしの雨...ならぬ春の嵐の今日。
リハに来る途中の車の中でラジオが、去年の4月3日も嵐模様のお天気だったって言って
ました。
今年はなんだか色々なことが駆け足で過ぎて行き、気づけばもう四月。

先日の平和島の骨董市以来、また穏やかに古いものへの愛が再燃してます。
クローゼットの中にしまい込んでいたお皿や小物などを、少し見直しているここ最近の私。

雑誌で見つけた白綸子の江戸時代のお着物。
梅、桜、牡丹、菊などのお花がそこここに散らしてあり、本当に贅沢なもの。
真夏以外は一年を通して着れるものです。


どんな方が袖を通したのか。
想像するだに楽しい。
古いものを見ていると、それ自身が、かつて見た情景を一生懸命に物語ってくれている様
で夢がありますね。
このお着物は、古いものだけど着古されてはいないので、お輿入れの時に長もちに入れて
持って来て、数回くらいお召しになったものでしょうか。

着物の贅沢は、ブランドのお洋服、宝石などとは比較にならないほどお金がかかるもの。
着物はハマると大変よって、年上の女性に言われたことがありました。

私が素敵だと思うのは古典的な図柄の古いものなので大丈夫!
手に入れて、自分が着るんじゃないからね(笑)