2018年12月14日金曜日

no.1193 to brussels by eurostar

ブリュッセルへ。ユーロスターで。
ロンドンのセントパンクラスから、ほぼ2時間くらいでブリュッセル南駅に到着します。
快適な列車移動。車内や座席の感じは清潔。サイトでお安くチケットが買えます。


ユーロスターはブリュッセル南駅に着くし、次のパリへの移動もこの駅から。
しかも仕事が終わったらぜひ行きたいと思っていたシュドバルの蚤の市もこの駅近辺なので
クライアントに頼んでこの界隈のホテルを予約してもらっていました。
が。この辺り。そしてこのホテル「Galia」    着いてみたら治安は今ひとつ。
列車で下調べをしていた時、ブリュッセル在住の日本人の方のコメントに
「ブリュッセルは通りひとつ隔てただけで治安がまったく変わります。エリアというより通り
です。しかも日々危険な場所は位置が変わるので観光客は注意が必要です。ひと気のない通り
には絶対に入らないこと。」とありました。
子供連れだしなー(中身はほとんどおっさんだけど 笑)仕事で夜に帰る日もあるし。

と言う訳で。その場でブリュッセル中央駅界隈のホテルを自力で探して予約しなおし。
ここシュドバルのマーケット側のホテル「Galia」についてはまた今度ゆっくり書きます。
いろいろあったんだ〜。ここ。絶対なんかいる。見えない存在にからかわれた感じ(笑)
のちにシュドバルの蚤の市に来た時にわかったのですが、ここはかなりの下町なのね。
今回はやはり比較的安全な観光地ど真ん中にホテルを移して正解でした。
スリとか、酔っ払いとか。別の意味でのリスクはあるけどね。

真夏のかんかん照りの中、タクシーで移動。
グランプラスから歩いてすぐの賑やかな通りのプチホテルに到着しました。
お腹空いたなー。外はとっても賑やかです。着いてすぐに散策へ出かけました。
夏の遅い午後、たくさんの人たちが石畳の道をゆるゆるとお散歩しています。


とにかく。何か食べよう。
オープンテラスのちょっと強面のおじさん(息子曰く、なんかインカ帝国にいそう、この人)
がいるビストロに入りました。とにかく。何か食べさせて何か飲ませてー。
息子は、あんまり働かないインカのおじさんじゃない方の、でもやっぱり強面のおじさんの
ギャルソンに、なんだかえらく気に入られて肩をポンポンされてました(笑)
タンタンの漫画に出てきそうな人ばっかりだね。


食後。そこから歩いてすぐ。
世界最古のショッピングアーケード「ギャルリー・サンテュベール」へ。


厳寒の冬、当時まだ若かった私がロンドンへのフライト前の少しだけの時間を利用して数時
間ここを訪れた時。
朝の冷たい空気の中まだ開店前の宝飾店に飾られていた緑の石をはめ込んだゴールドの指輪。
欲しいなー。素敵。またここに来たいな。飛行機変更しちゃおうかな。
でも。当時はそんな余裕なかったし。泣く泣く諦めたんだった。
そして。そんな場所に数十年ぶりに息子と来れるなんて。人生ってわからないもんですね。


グランプラス。世界で最も美しい広場。日が少しずつ翳ってきて涼しい風が吹いてきます。
たくさんのギルドを起源にもつ建物に囲まれて。ゆったりとした時間が流れていきます。


Le Cygne。ここも古いギルドハウスの一つ。今はレストランとして営業しています。
数日後、ここでお夕食を頂きました。ワインも少し。気候のせいかな。あまり酔いません。


そう言えば。二人で撮ってないね。写真。となり。
広場で自撮り。息子はいやいや(笑)
結局。ここで撮った写真がこの旅唯一のツーショットとなりました。


そして。重厚な古いドアに装飾されたミカエル。
ミカエルはブリュッセルの守護神なんだそうですよ。


グランパレス側の広場、先ほどのサンチュベールの入り口付近で、素敵なカルテットが演奏
していました。夕暮れのボレロ。


素敵ですね。
いつまでも暮れないブリュッセルの夕暮れ。美しい弦の音が空へ流れて行きます。
長い長い1日の終わり。


0 件のコメント:

コメントを投稿