2016年9月10日土曜日

no.983 wallpaper

1階の読書&私の金継ぎ部屋(もともとは母が療養していた和室)の壁紙を張り替えました。
品のいいクリームがかった黄色にしようか、アンティックの映える薄いグリーン系にしようか、
実はかなり迷ったのですが、結局最初に心魅かれたアイボリー系のブリックスタイルに。
カーテンもウッドブラインドに換えたので随分とスッキリしました。
本好きの息子、入り浸り。気がつくとソファに座りこんで本読んでます。


このユニコーンの絵はね。偶然ふらっと入った青山のとあるギャラリーで購入したの。
ずいぶん前の空気がキンキンに冷えた年の瀬に。
ここのギャラリーの女性がいい方なんだけどさ。ちょっと病んでる感じで(笑)
郊外の古道具店の店主の女性オーナーのこと、前にこのBlogでも書いたことがあるんだけど
その方とおんなじ匂いがした。
美しいものが好き。きっとそれなりの学歴もインテリジェンスもある。自分の趣味の延長線
上の仕事をしている。お若い時はキュートで男性にもてたはず。もともとは元気で活発な明
るい感じがする方。
でも。心と身体の変わり目の時期にうまくシフトできずに負のスパイラルに巻き込まれてし
まったんだろうなぁ。

あたし同じような年頃だから、なんかすごく良くわかる。
いろいろあるんだよねぇ。私はこんなはずじゃないのにっていう焦燥感。誰もわかってくれ
ないっていう孤独感。体力や気力や容姿の衰え。被害妄想。自分は悪くないのになんで?
っていう憤り。
でもさ。ぜんぶ自分で蒔いた種なの。自分で刈り取るしかない。誰も悪くないんだよね。
大切なのはね。「手放すこと」

お店のお手伝いにいらしてた女の方に、「ごめんなさいね!面倒くさいこと言って。」って
目配せされたけど、あたし全然だいじょうぶ。
逆にお話を聞いて差し上げたいくらいでした(笑)

ひさしぶりにゆっくり行ってみようかな。青山三丁目やその界隈。
すてきなインテリアショップや輸入雑貨のお店、アンティークショップが立ち並ぶ秋の散策
にぴったりの場所なの。



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