2018年4月27日金曜日

no.1184 kyoto antique

行願寺のある寺町通り界隈から徒歩圏内に何軒ものアンティークショップがあります。
前々から行きたかった京都アンティークセンター。今回初めて行きました。
この奥行きのあるビル内に数軒のショップがブースを連ねています。


西洋骨董、絵画、李朝の家具、船箪笥、ジュエリー、時計、和物の雑貨、染付けの器、洋服
からお着物まで。いろいろなジャンルが入り混じって楽しさ満載。玉石混淆っていう感じ?


ひとつ面白いものを見つけました。
中国のお帽子を入れるBOX。表側は女性、裏に老人が描かれています。
先達てリビングテーブルの下に置いていた漆の古いお菓子箱をお譲りしてしまい、その空き
スペースにちょっとだけ空虚感が漂っていて。これは大きさも色合いもいいな、なんて。
でも。ちょっと絵の感じに下世話さがあって思い悩み。結局は購入しませんでした。
もしかしたら帰宅してから思い直すかもと思い、写真に撮らせて頂きましたが。どうかな。


そして京都御所の通り沿いにまた素敵なお店が。うるわし屋。
ドアの取っ手から壁の色合いまでにコダワリがあり。この繊細な趣味。憧れますね。


店内のお写真を撮らせて頂きました。物への愛情がそこここに。アイテム同士の空間も自然
に計算されています。
ひとつ、これは明らかにここのオーナーがディスプレイしたんじゃないなっていう置き方の
お皿があり。お客様のひとりが手にとって戻す時にそこに置いたのかもね。
直しておきました(笑)


手の届く価格の漆器、お皿もあれば、室町や桃山時代の高価な仏像もあり。
ふらっと入った時に幾つか質問をし、ゆっくり拝見してお値段の確認をしました。
気になるものは今日いっぱい悩む。そしてどうしても見たくなったらまた明日来ようと思い、
お店を後にしたあとネットで確認したら。明日定休日!?


これはもう。閉店時間ギリギリになっても伺わないと。
いくつかお店を回ったあと。やっぱりもう一度戻って二つ程購入させて頂きました。
そのアイテムはまた今度ゆっくりblogに載せますね。
車の往来が激しい京都御所沿いの道路に面しているのにこの静粛感。素敵ですね!


そうそう!素敵なお櫃がありました。どこかで見たような気がしたのですが。伺って納得。
高野山/金剛峯寺のこのお櫃だった。沢千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃。平安時代12世紀の作。
好事者の方が写しをわざわざ作らせたんだそう。膨大な時間と予算。これだから骨董好きは(笑)


たくさん歩いたなー。お腹空いた。
ホテルでご紹介頂いた方にお礼のメールをお送りしてからお夕食を食べに外へ。
なんとなく。今夜はひとり韓国料理。すごい量ですね。完食。


明日は雨模様のお天気らしい。そうだ。戻る前にレンタカーして久しぶりに周山街道を走り
高山寺に行こう。その先の常照皇寺にも行きたい。もう桜は終わってしまったけど。
でもあそこはそれこそ群れざくらだから山の桜はまだ残っているかもしれないな。
そんなことを思った京都の夜でした。


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