2014年3月21日金曜日

no.606 photos

息子は早朝から剣道の強化訓練に出かけ、私は早起きしたのでしばしソファで仮眠をとって
から、今日はまたまたクローゼットの整理にかかりました。
積んであった大きな缶の中に古い写真の束を見つけ、懐かしい想いで見いってしまい、仕事
はかどらず(笑)

20代の中頃?ひょんなことで知り合った土屋さんご夫妻に誘われ、パワーボートで逗子マリ
ーナを出港し、太平洋岸をずっと南下して、室戸岬、指宿、東シナ海に入り、長崎、福岡、
そして下関をぬけて瀬戸内海、小豆島まで、3週間位かけてクルーズしたことがありました。
当時はあんまりモノを考えない行き当たりばったりの生活をしていたので、特別な感慨も浮
かびませんでしたが、いまにして思うと、なんと贅沢な旅!?
行く先々の漁港で業者の人にガソリンを入れてもらうのですが、毎回10万だか20万だか燃料
代がかかっていて。
実はいまだに土屋さんご夫妻が何の職業でいらしたのか知らないのですが、半端なお金持ち
じゃできない旅。
そして、私はいったいどうやって1ヶ月近い休暇をとったのか...。
細かいことは、夢の中の出来事のようにボヤけてしまっています。


息子さんの荘太くんは当時5歳くらいだったかなー?
一緒に雨のなか長崎のグラバー邸に行ったこと、指宿の高台の宿でまんまるい満月のもと
漁り火が抜群に綺麗だったこと、四国沖でボートと一緒にイルカが泳いでついてきたこと、
海から見た今でも美人しかいないという平家落人伝説の村のこと、立ち寄った鹿児島の甑島
(こしきじま)では食堂がないのでスナックでお昼の焼うどんを食べたこと、シーズンオフ
で泊まりのみだった室戸岬の民宿からお夕飯を食べようと歩いて外に出たとき、木の電信柱
の電灯のカサが昔ながらのくすんだ赤のホウロウだったこと。
広島の安芸の宮島も海からお参りしたんだっけ。
土屋さんがお神酒を一升瓶から海面にドボドボと注いで柏手を打っていたこと。

いろいろなことを思い出します。
皆様、お元気でしょうか?
あれから20数年。荘太くんも、もう大学を卒業して30歳ちかいでしょうね。

写真の中ではノーメイクの20代の私が笑っています。
一生に一度の旅。


1 件のコメント:

  1. 懐かしいものを見つけるとついつい
    見入ってしまいますよね(*^^*)

    見ながらその時の出来事とか思い出が
    蘇ってきますよね♡

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