2016年11月27日日曜日

no.1015 recently that

最近のあれこれ。
MacBook Airがトラブり修理に持って行った秋晴れの日。
呑気にこんな写真を撮っていたのも、お預けすれば簡単に直ると思っていたから。
この後、なかなかシリアスなトラブルだとわかって、もう面倒くささにげっそり。


...というわけで別日に時間を見つけて銀座のApple Storeへと出かけた夕暮れ。
Apple Store銀座にいるスタッフってもうほとんど全員バイリンガルorトライリンガルなのね。
英語だけでなく中国語や韓国語、スペイン語まで行き交ってグローバルというより、なんて
言うか...。カオス!な雰囲気。でもみんな一様にフレンドリーで。

結局わたしのMacは直すのに時間とお金がかかり、その上データは初期化される確率が99%
とかで、それならもう新しいものを購入する方が得策、ということになりました。


MacBook Pro 13インチ。
PC環境を整える時にはいつもご同行頂くお友達の堀内君が冷ややかに
「まぁ。結美さんには猫に小判ですが。先々考えるとこれがいいですよ。使いこなしてくだ
さいね。もったいないから。」と言われました。
使いこなしてますよ。最早、自宅でバッチリと。最小限度ですが(笑)


そうそう。最近やっと額装したアンティークものをひとつご紹介。
まず額はですね。河井寛次郎先生(骨董屋のご主人がこうおっしゃってたの。先生って私は
あんまり使いたくないんだけど。)の額なんです。だからすごい存在感。
この額はかなり重量があるのと、この枠組みでしょう?中に入れるのにしっくりと合うもの
がなかなか思いつかなくて、ことあるごとに色々悩んでおりました。
やっと思いついて引っ張り出してきたのが、フランスのキリスト教の香り漂うイコンの板絵。
厚紙に穴を開けて刺繍する手芸の技法(パーフォーレイテッド・ペーパー・エンブロイダリー)
の壁飾り。1850年代辺りから良家の子女の嗜みとして流行したものらしいです。


もともと黒の額縁に入っていたのですが、額自体に経年によるかなりの傷みがあるので飾る
のはちょっと躊躇していたのでした。
いつもお願いしている額装屋さんで中を入れ替えてもらい完成。今はリビングに飾ってます。
フランス語で「イエス、マリア、ジョセフ/私たちを照らし/私たちを助け/私たちを救う/
アーメン!」と刺繍されています。珍しくて手のこんだもの。

額装屋さんに言われたのですが、傷みのひどいオリジナルの額のガラスはもう今では作られ
ていない古い製法のうねりのある手作りガラスとのこと。
作品を買った時に1900年くらいのものと言われたので、そのガラスもオリジナルだとす
るとほぼ同じ年数を共にしてきたんでしょうね。全て手作りの懐かしい香りのするもの。
ひと針ひと針、誰の手で作られ、どこに飾られ、どんな人生をみてきたのでしょうか。
何もかも大事に包んでもらって持ち帰りました。捨てられないな。人の思いの籠もった物は。

今日は寒かったですね。胃が痛むので、身体を温めて過ごした冬の一日でした。
閑話休題。もうすぐ始まるんだね〜。激動の年末が。


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