2017年12月9日土曜日

no.1151 a visit to a grave

11月のさる日曜日。母の命日に合わせて家族で会津若松へお墓参りに行って来ました。
学校での三者面談のあと東北道をひた走り磐越道へ。
いつも日にちが迫ってから予定を立てるので今回も市内のホテルは満室。
息子は前回泊まった東山温泉の玉屋ホテルをご所望でしたが、なんと今年1月に廃業。
なので宿泊は猪苗代湖畔のリゾートホテルにしました。まぁ。なんてことないとこだったの
で写真も撮らず。夜移動ならば若松市内に入るより近かったから運転の私は楽だったかな。

翌日は10時目安に市内に入り菩提寺の融通寺へ。お花、お水。お線香を持ってお掃除。
お父さん、お母さん、元気だった?私たちは仲良くやっています。龍汰はよく勉強するよ。
試験前だけだけど(笑)ちょっと。余計なこと言わないでよ(by 息子)
お掃除をしてたら息子が「ね。台座に文字がある。なんて書いてあるのかな。」と言いだし。
私が「写メ撮って拡大したら何て字か解るんじゃない?」と提案し撮影。拡大。
なんと。加藤市左衛門。だれ。


昔は一族のお墓を造る時に、点在していたご先祖のお墓を寄せ集めるのはよくあったことの
ようで。でも加藤って???とクエッションマークだらけの私たち。
しかし何回もお墓参りに来ていて、なんで今までこの文字に気付かなかったんんだろう?
その後、市内の親戚のお家にご挨拶に行った時に聞いてみると「あぁ。昔は加藤姓だったか
らね。元々は京都から流れて来たらしい。藤原氏ね。加藤の姓の時に大火を出して蔵が何棟
も焼けたらしくて。縁起が悪いからってそれで小林に変えたんだって。」えっ。初耳。
歴史好きの息子は嬉々として聞き入ってます。まぁ調べて何かわかったら結果だけ教えて。

親戚まわりの途中、息子のたっての願いで東山温泉へ。なんでかって言うと。「高橋館」を
見たいんですよ〜。息子は。廃業しちゃった旅館の廃墟。


もう軒が斜めってる。頭上危険!の文字や「持ち主は出頭されたし」の行政の張り紙もあり。


建て増し建て増しで造られた建物は脆弱なのね。川から撮影してみました。
片側は崩れ落ちて、もう原型をとどめてないですね。


木々の間から撮ると。最盛期の高橋館はさもありなん、という風情に撮れました。
以前、高橋館でググってみると、ある旅行好きの方のブログにこの高橋館が出ていて。
この方はたぶん高橋館の最後の方のお客様。おじいさんと猫がいる半分朽ちかけた旅館。
それはそれで。素敵。セピア色のなんとも言えない世界観。


息子「あ〜泊まってみたかったな〜高橋館。今度はまた東山温泉にしてね。高橋館まわりの
散歩に出たいから。」私「はいはい。」 
廃墟フェチなのか。こやつ。ま。私もそういうとこあるけどね。紅葉も盛りを過ぎた感。


七日町カフェ。会津に行くときはいつも立ち寄ります。只見線七日町駅の駅舎にあるの。


紅茶でしばし小休止。12月の母の納骨の時はものすごく寒かった。今年は雪が早いかもね。


会津に住みたいんだって。息子。
やっぱりなんかDNAが騒ぐのかなー。雪すごいんだよ。夏はめちゃくちゃ暑いし。きっと。
私は住んだことないから聞いたとこによると、なのですが。
親戚まわりのあと。ギリギリで満田屋の閉店時間に間に合いました。
江戸末期から続く田楽のお店です。もともとはお味噌とお醤油と油のお店。息子大好きなの。


前来た時さ。学校帰りの女子学生が5本くらい食べて帰ってたよと話すと「え。いいなー。
こんな美味しいもの学校帰りに食べれるわけ?それはやっぱり会津に住まないと!」だって。


今年もお墓参りにみんなで来れました!
これから雪で寒いだろうけど元気でいてね。また三人で来ます。また来年の今ごろね。


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