2014年7月25日金曜日

no.661 a fasting

本当に暑いですね〜。今日は多治見では39℃超えたとか。
もう熱出した時の体温より気温が高いってこと。なんなの〜これは(涙)
こんなんで…夏本番の8月はどうなるんでしょう?
早く秋にならないかな。年々、夏が苦手になります。

何年か前の晩秋、奈良の生駒山の断食道場に行ったことを思い出しました。
断食は最低でも7日間必要。
なぜならば、徐々に食を落とし、本断食に入り、今度は徐々に回復食を取らなければならな
いから。
ここに行くことに踏み切ったのは、いろいろ精神的な重圧や、何より高齢出産後に体重が戻
らず、すごく疲れやすくて体力的にも最低の状態だったので、何か起爆剤となるキッカケが
欲しかったからでした。
結局、起爆剤というほど強烈なものではなかったけど、精神的な傷はそれから緩やかに回復。


生駒山の中腹にある断食道場。
ここは、何もしないという贅沢な時間がもてる場所です。
最初は「食べない」という行為に踏み切るのがとても怖かったんだけど、やってみたら案外
平気なものでした。
なかには1ヶ月の長逗留をしている女性もいらして(この場合、実際に何も口にしないのは
20日間くらい。食をこれだけの期間ぬくことで、身体は完全にリセットされます。断食の
最中、お水だけはたくさん飲むように勧められます。)、入り口付近に設けられてる眼下に
生駒の町を見下ろすテラスで、もう二度と会わないであろう人達の色々なお話を聞くことは
とても興味深かった。


回復食の重湯 with 梅干し。
久しぶりの食事が美味しいんだ、これが。自然と「食」に対する感謝の念がわきあがります。


近くに湛海律師が開いた生駒の聖天様で名高い宝山寺もあります。
滞在中は毎日のお散歩の圏内。
中には、断食中だっていうのに電車を乗り継いで奈良にまで出かける強者もいましたよ。
食べてないから目眩とかハンパないんですけどね〜。
毎朝、午前2時から浴油供/ヨクユグ(油を汲んで聖天様の上から油を次々とかける作法。
歓喜天への最高の供養法なんだって。)で供養されている聖天様(歓喜天)は、実際すごい
霊力をお持ちなんだとか。
江戸時代から近畿圏の多くの商人たちの崇敬を集めています。


7日間の断食。今日からまた行っちゃえば良かったかな〜。
実は本日から、うちの愚息は志賀高原で1週間、塾の合宿なのです。
前回の模試の点数が過去最低だったので、一番下のラインからのスタート。
この夏でしっかり生まれ変わってくれるのを心から願うばかり。

合間に私も生駒に行ってリボーンすれば良かったかしら…などと思う静かな夏の夕方です。



2 件のコメント:

  1. 梅雨あけしてから暑すぎですよね_| ̄|○
    体温上昇中です(笑)

    ゆみさん♡も体調に気をつけてくださいね(>_<)

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  2. 本当に暑い日が続きますね〜(汗)
    あーちょんはお元気?
    お仕事に出る時は、水分こまめに補給してね〜♡

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