2015年6月21日日曜日

no.780 the memories of abbey road studios

こんな雨の日はクローゼットの整理。
なんでこんなものを取っとくかなぁ、と自問自答しながらの大掃除。
古い写真をつめている大きな箱を開けると、懐かしい写真が出てきました。

Abbey Road Studios
日本からの仕事の依頼で何度かブッキングしたことがありました。
これはエルビス・コステロのバックバンドだったThe Attractions/アトラクションズのメンバー
とレコーディングした時のもの。
The Beatles/ビートルズが使っていたStudio 2 でレコーディング時に撮影したんだった。


ドラムのピートはじめ、スティーブもブルースも、皆さん、本当によく飲む方達で(笑)
アビーロードはスタジオ内にレストランがあるので、そちらでお食事も摂ってもらっていたの
ですが、お食事代よりもお酒の代金が高額になったことを覚えていますwww
まぁクライアントのSONYがまだまだ力をお持ちの時だったので。
でもいま考えたら、世にも贅沢なレコーディング!
このあと、皆でピートを送りがてらリッチモンドまで飲みに行ったんだったなぁ〜。

聖地。Studio 2 。やっぱり今でも何か不思議なアトモスフェアがあるところ。


一度、ここも、経営難でEMIが売却するという噂がありましたが、世界中からのラブ・コールで
存続することになったはず。いまはどこが管轄してるのかしら。


別プロジェクトでマスタリングで行った時に、スタジオの人に「今日は Sir が来ているよ。通り
に車を待たせてる。」って言われて、「サーって誰?」の私の問いにアシスタントから返って
きた答えは「サー・ジョージ・マーティン」
歴史がいまも脈々と生きてる場所なんだなぁってことを実感。

すぐ落書きされちゃう道路標示。
これは息子とこの前を通りかかった時、取り替えたばかりなのが珍しくて撮った写真。


その時まだ5歳だった息子にビートルズの話をして聞かせましたが、彼はコヴェントガーデン
にあるロンドン交通博物館のことでアタマがいっぱいで、全然とりあってもらえなかった(笑)

でもいつか、あの時、自分があそこにいたんだって、そんな場所の空気をあの時の自分が吸っ
ていたんだって、ちょっと思い出してくれればそれでいい。


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