2016年2月28日日曜日

no.891 around yanahara part.2

柵原(やなはら)鉱山資料館。
本山寺を後に、今度は鉱山資料館へと向かいました。
柵原には明治期に発展した鉱山があり、そこでは硫化鉄が採掘されていたそうで、その鉱山
跡地が、公園、資料館として残されています。
公園には柵原鉱山の表玄関「吉ヶ原駅」の駅舎がそのままに。


週末にはカフェも開業、そして名物の駅長のネコちゃんもいるらしいのですが、今日は冬の
平日。先生と私、二人だけの遅い午後です。
鉱山資料館と聞いて、原子記号と数字の羅列の「化学式」とかが展示されてたら、もうそれ
だけで拒否反応!?と思っていましたが、なんと、館内は「在りし日の柵原の町」のテーマ
パーク!

まずは町の自転車屋さん。
お店の中に入ると、おっとりとした当時の地元の人達の会話が聞こえてきて。
新しい自転車を買うならスクーターが欲しいのぉ〜。お母ちゃんに聞いてみるわぁ。なんて
いうやり取りがながれます。


ボンカレーの古い看板。これとキンチョールの看板は昭和の時代の象徴だね。
供給所って「雑貨屋さん」のこと?


ホルモン焼きのお店。お肉の焼けるいい匂いがしてきそう!時計も時打ちの骨董品。


こういうテーマパーク、福井の美術館でも見たことある。おんなじ雰囲気で昭和の懐かしい
「町」を再現してた。
もしかしたら、同じプロジェクトチームが手がけたものなのかもしれないな。

先生のお宅への帰り道、オーダー家具のお店「Kito Bito」へ寄ってみました。
レトリバーの可愛いワンちゃんがお出迎え!
オーナーの米戸さんにコーヒーをご馳走になりながら、漆作家のくぼ先生と家具職人の米戸
さんのクラフトワークのお話に耳を傾けて。
そして最後に素敵なウォール・デコレーションを撮らせて頂きました。
右上のキツネさん、米戸さんがよくいらっしゃる兵庫/赤穂の骨董市で手に入れられたそう。


毎月15日に「市」が立つんだって。ニューウェーイブな新しい業者さんのいない、昔なが
らの骨董市なんだそうです。素敵!いいこと聞いちゃった〜。

赤穂はこの辺りからは車で1時間ちょっと。こんど、絶対行ってみよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿