2013年8月26日月曜日

no.515 vegetarian meal

高野山、一乗院の精進料理には本当に感激した今年の夏。
息子にいたっては「ぼく、毎日これがいいっ!」と大興奮(笑)
手際よく洗練された盛りつけと、素材を十二分に生かした斬新なレシピの数々に、親子二人
で大感動したお夕食でした。
お膳の奥の器のは「いちじくの揚げ出し」 これがまた美味しいの!
お給仕して下さったお坊様の一押し♡


8月生まれの姉のお誕生日プレゼントに、一乗院の精進料理のレシピ本を買って帰って来ま
した。
オールカラーでお料理の写真がどれもこれも美しい!
見ているだけで癒されます。
一乗院の料理長は、石和田さんとおっしゃる、まだお若い方なのですね。
伝統的な中にもとてもモダンなイメージを持ったのは、切磋琢磨するお若いその方の手から
生み出されたお料理だからなのでしょう。


精進料理は菜食のみを許された大乗仏教の僧達によって考案されたお料理。
ごま油、お味噌、醤油、豆乳、湯葉、油揚げ、そして納豆もその産物なのだとか。

よく訪れるアジアの国で、「素食」や「素菜」と表記されているチャイニーズは中国の精進
料理。
オイルに至るまで植物性にこだわるそれらのお料理は、優しくすっきりした味わいで身体が
浄化されていく感じがします。

私も息子もこういうお料理が大好きなのは、本来、人間に許された「食」のあり方を、魂が
覚えているからなのかもしれません。


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