2017年6月9日金曜日

no.1085 return to the london subject

ロンドンで買ってきた物たちの一部。
自宅やお友達へのおみやげや、自分のためのアンティークもの。
親しい友人からの「買ってきたもの見せてー!」の声にお応えしてアップしま〜す。

これは最終日に朝早く行ったバーモンジーマーケットで買ったブリキ製の箱。
表面のレリーフは銀で彩飾されています。変にピカピカしてなくて古色蒼然としたところが
気に入りました。この鹿の躍動感が素敵でしょ!ナルニア物語の挿絵のようですね。
値段を聞いたら「えっ?」という値段でしたが、さりげなく「もう少し下げて頂ける?」と
丁寧に聞いたら更に更に安くしてくれました。サンキュ(笑)


これはね。カムデン・パッセージの日本人の女性がやってらっしゃるお店で購入したもの。
イギリスのマーケットではかつての日本のもの(もう日本国内では返って手に入らないもの)
が出てくることがあるのです。浮世絵も珍しいものが時々出るんだそうですよ。
小さい冊子は1961年の観光案内の冊子。これはレスタースクエアの古本屋さんで1ポンド。


裕福な外国人の旅行者が明治・大正の日本に旅した時にお土産として購入したものが残って
いるんですね。
なので、箱根の寄木細工など、いまの日本では見られないような精緻な細工を施されたお品
が時折マーケットに並ぶのです。後ろ姿はこんな風。


扉を開くと引き手に素敵な曲線を持つ繊細な引き出しが。
もしかしたら桃の節句の時のお雛様のお飾りの家具だったのかもしれないですね。
ちなみに小さい方の箱はフランスのもの。ごつい装飾なのになんかエレガントですね。


これはkusmi tea。パリで買いました。もともとロシア人のオーナーが開いたお茶の老舗。
パッケージが可愛い♡ おみやげに。


これもパリで。クレマン・フォジェのマロンクリーム。
パンケーキやパンに挟むと美味しいんですよー。これもおみやげに!


これはルーブルで。バラのサシェとなぜかマリーアントワネットのパッケージの石鹸。
これを入れてただけでスーツケースの中がいい香り!


そしてこの美しい飾り皿。これもカムデン・パッセージで買ったものです。綺麗ですね。
これを売ってくれたのは強面のお母様と息子さんがやっているストール。


赤とトルコブルーの彩飾はエナメルなんだそう。話しかけたら見かけによらずかなり親切な
人達でした(笑)ビクトリアンって言ってたな。


裏を見たらコールポートの印。あっそう。コールポート、初めて手に入れました。
ビクトリア時代に繁栄を極めた窯元ですが、確か買収されてもう窯はないのよね。
どこかにミュージアムがあったはず。
ネットで印を確認したら Standard printed mark from 1881 to c.1939 とありました。
もう少し時代が下ると上部に Made in England が入ります。


この数字はなんなんでしょうね。製品番号?今度ゆっくり調べてみますね。
別のサイトには、2と6の数字は珍しいので高値で取引される...と書いてありました。
英文なので読むのに時間がかかる。


額装の手直しが必要なものはして。お掃除や磨きがいるものは丁寧に取り掛かり。
こうして段々と自分のものにしていく作業がまた楽しいのです。
まだまだ絶賛時差ボケ中ですが(笑)


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