2013年2月19日火曜日

no.389 his kindness

ロンドンのブラックタクシー。
値段的には割高だけど、このタクシーのドライバーになるのはすごく大変らしくて、皆さん
本当にプロフェッショナル。
ロンドン市内のある通りの名前を言うと(通りっていったって、猫道みたいな細い脇道にも
名前があるので、それこそ何百あるのか...?)確実にそこに連れていってくれます。


Chiswickにいた時に、仕事で帰りが深夜近くになったことがあり。
住んでいたフラットの地域は、Arlington Gardensといって閑静な住宅地でした。
寡黙なドライバーのおじさんにお金を支払ったあと、そのおじさんは私がフラットのドアの
鍵を開けて中に入りドアを閉めるまで、ずっと見ていてくれました。
翌日、仕事先で知り合いに話すと「えっ。あたりまえじゃん。」的な答え。
夜遅くに女の人が住宅地で狙われることはよくあるみたいで、安全な地域でも用心にこした
ことはないとのこと。

でも異邦人の私にしてみれば、ちょっと感動する話でした。
さりげない心遣い。さりげない優しさ。
いまの日本にもないことはないけれど、それをスッと当たり前にできるかというとね。
席を譲ったり。重い荷物を持ってあげたり。あとからくる人のためにドアを開けて待ってて
あげたり。
そんなあったかい行動が人の心をなごませ、その優しさの波動が全然知らない別の人から人
へ伝わるかもしれない。

今日はひとつでもいいから、私もそんなことをやってみよう、と思う朝です。


2 件のコメント:

  1. 見えなくなる最後まで見ててくれるって
    嬉しいですよね(*>ω<*)

    その優しさがまた行きたいって気持ちに
    させてくれたり笑顔を見れたり♡

    やっぱり、ありがとうって言葉を言われると
    自分も気分がいいですよね(*^^*)

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  2. ほんとですね〜♡
    何かひとつでも今日はそんなことをしよーって朝に決めるのは、
    なかなかいいことかもしれません♡
    幸せの波動...!

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