2013年6月27日木曜日

no.478 a spiritual place

和歌山県には1度しか行ったことがありません。
まだ制作会社に勤めていた頃、お正月1/2から、何故か和歌山を巡る旅行に出かけました。
なんで和歌山に興味をそそられたのか、もう訪れた理由も忘れてしまった。
でもその頃から、神道や仏教、スピリチュアルな見えない世界に心魅かれていたのは確かで、
高野山に行ってみたかったからだったかもしれない。

息子が数年前から南方熊楠に興味を持ってて、今年の夏休みは自由研究のために熊楠の故郷、
和歌山に1週間の旅に出かけることになりました。
昨晩は久々に旅のコーディネイト。
宿泊からエア、レンタカー、熊楠のゆかりの地のピックアップから、熊楠巡りに飽きた時の
ために夏休みらしいアトラクションも入れて1週間の旅の輪郭を出していきました。
こういう時に現実に仕事でやってるコーディネイト力がモノを言います(笑)
ただ、プライベートの旅行の時も、家族が一緒だと、車の手配やら食事場所の設定なんかに
ヤキモキしてしまうのは条件反射というか悲しい性(さが)というか...。


那智の滝。
飛瀧(ひろう)神社のご神体。
平安時代に、いま実在してたら相当な天才アーティストであったであろう花山天皇が、ここ
の二の瀧で千日修行をされ、修行の邪魔をする天狗達があの安倍晴明によって岩山深く封じ
込められたという伝説の場所。
この清冽な水の粒子が飛び散る空間で、10歳の息子はいったい何を思うのでしょうか。

1日目は有無を言わさず熊楠も滞在した高野山の一乗院という宿坊に泊まり、翌朝は1時間の
阿字観と呼ばれる真言宗の座禅(瞑想法)の予定(笑)
一応ハードスケジュールなので本人に確認したら「行くっ!座禅やるー!ボク、なんせ体力
に自信あるから!」だそう。

この子、前世はやっぱりお坊さんかなぁ。


0 件のコメント:

コメントを投稿