2013年10月15日火曜日

no.542 isabella lucy bird

今日はお昼から雨。
また台風が来ているんですってね。
あのものすごく暑い夏といい、局地的な豪雨や度重なる台風といい、本当にこのところどう
しちゃったんでしょう。
ダブルyokoちゃんと予定していた今夜の食事会も、夜遅くからの天候が怖いので延期。
息子の体育レッスンもお休み。
先ほどなかなかやる気が出なかったお掃除を終えて、何冊かの本をかかえての読書の午後と
なりました。

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」
Isabella Lucy Bird(1831・10・15〜1904・10・7)
ヴィクトリアン・レディ・トラベラーと言われ、あの明治時代の日本、しかも東北と北海道
を旅して紀行文を残したひと。
1878年(明治11年)の6月〜9月にかけて東京から新潟を経由し東北に入り、果ては北海道
にまで渡ってアイヌの人達とも交流し、細部に渡った記録を取り続けました。
当時の日本でしょう?
しかも外国人なんて、見たことも聞いたこともない人々が生活する北の奥地。
外国の人、ましてや女性で、どうしてそんな所に行く気になったのか...。


でも彼女のおかげで、日本の公けの歴史に残されていない本当の奥地の民の生活やアイヌの
風俗、そしてもう私達日本人自体が忘れてしまった当時の人々の美徳やモラルを、こうして
活字とイラストで知ることができるのです。

北の旅から今も北の丸にあるイギリス大使館に戻ったイザベラは、今度は神戸、京都、
伊勢、大阪を巡る関西の旅に出ます。
その後、朝鮮、中国、チベットをも廻り、再度の日本への旅の計画途中、73回目のお誕生日
を前に亡くなりました。
いや〜すごい。何回読み返してもすごいわぁ。
そしてよくよく見たら、今日は奇しくもミセス・バードのお誕生日でした。びっくり。


彼女が宿泊したとされ、北の奥地への旅の拠点となった日光金谷ホテル。
でも実際イザベラが泊まったのは、金谷ホテルの前身「金谷カッテージ・イン」という邸宅
で、こちらはホテル近くに典型的な日本家屋(非公開)として昔のまま残されています。

比較的いいシーズンだったとは言え、旅の途中でのおトイレやお風呂なんかはどうしてたん
でしょうね? うわ〜。考えたくない(笑)


1 件のコメント:

  1. 今年も気候がおかしいでね(´・_・`)
    暑いと思ったらさむかったり台風も多いし(>_<)

    今夜から明日の朝にかけて雨風も
    強くなるみたいなので気をつけてくださいね( *˘╰╯˘*)♥

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