2012年10月20日土曜日

no.302 bettara-ichi

昨日は神楽坂で待ち合わせてシンガポール料理を食べ、その後、人形町の椙森神社(スギモリ
ジンジャ)のべったら市に行きました。
実は毎年、息子の第一乳母の橋本さんが、椙森神社の境内で奉納の「かっぽれ」を踊るのです。
一度は観に行きたいと思っていましたが、今日行ってみたら参道はすごい人!?
そしてべったらのすごい匂い(笑)
でも参道に延々と屋台が出ていて、焼きそばやお好み焼き、韓国チャプチェや鮎の塩焼きまで
あって、ちょっとご飯を食べてきたのを後悔...。


ここ椙森神社の祭礼は、毎年、曜日に限らず10月19日に行われているそうで、近くの会社の
社員の方達も、通行止めになった参道に新聞紙を敷いて宴会モードになっていました。
すご〜い熱気と活気!
人形町は商店街がしっかりしていて、祭礼に対する意気込みが違います。
こんな風に、東京のど真ん中で神様に対する信仰が脈々と受け継がれていること。
私は氏子ではないけれど、日本人としてなんだか嬉しく誇らしく思う。
信仰は大事だよね。
眼に見えない大いなる存在に対する畏敬の念と感謝は、全てのひとの拠り所になるはずで。
こういう時代だからこそ、私たちは、戦後捨てて来てしまった日本人のプリミティブな心を
謙虚に思い出すべきだと思うのです。
ビルとビルの合間に囲まれて、普段はシンとした椙森神社も、この日ばかりはたくさんの人で
賑わい神様を言祝ぎ(ことほぎ)ます。

帰りは車を止めた駅まで電車。
家族に頼まれて買って来た「べったら漬け」の匂いが強くて、周りの人にちょっと気兼ねして
しまった私でした。


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