2012年4月3日火曜日

奈良に泊まる時は奈良ホテル。
いつからか心の中で決めてしまっています。
それくらい私の中では特別なホテル。
国内国外問わず仕事でありとあらゆるホテルに泊まる私は、真偽を見極める嗅覚が鋭いのだ(笑)

神社仏閣フェチの私は、一時期京都よりも歴史が深い奈良にハマってしまって、お休みが取れる度に
出向いていました。
余生はここで暮らしたいくらいに、私の中では大事な場所。
特にこの奈良ホテル界隈の高畑町は、志賀直哉旧居跡や近くに古い佇まいを残す奈良町、泊まった
ことはありませんがこれまた老舗旅館の菊水楼、若草山、東大寺、春日大社までも徒歩圏内で、
明治・大正期、戦前のノンビリとしていた昔の奈良を彷彿とさせる所です。


1階のダイニング「三笠」は、一人で泊まった時はディナーはちょっとつらいけど、朝食でなら
お一人様でもゆっくりと利用できます。前夜に予約する朝粥も絶品。
そして泊まる時はやはり旧館に宿泊して、さりげなく掛けられている大観や玉堂の絵画、創業当時のままの木の階段、窓の蝶つがい、古い窓ガラスのうねりのある輝き、優しい光を放つアンティークな照明などをゆっくりと体感されることをお勧めします!

以前、家族で泊まった時に、まだ小さかった息子への支配人の方のご配慮も素晴らしかった。
明治42年の創業。
格式ある老舗のホスピタリティが、連綿と受け継がれている。そんな場所です。

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