2012年7月6日金曜日

日光金谷ホテルの百年カレー。
百年カレーというネーミングの由来は、大正時代に書かれたレシピが2003年にホテルの蔵から
発見され、それに基づいて再現されたメニューだからなんだそうです。
ビーフ、チキン、鴨の三種類のカレーがあり、昨年秋に行った時の私のチョイスはビーフ。
金谷ホテル1階のカフェ「メープルリーフ」で頂けます。
味はクリーミーであまり辛くなく、一言で言うと「まろやか」
私みたいに、辛いお料理はがっつりと辛く...という人には多少ものたりない感はありますが
別のカテゴリーだと思えばコクもあり美味しい一品です。


金谷ホテルの歴史は古く、1873年創業。
先日ブログにアップした箱根冨士屋ホテルとは縁続きにあたり、明治時代から外国人の避暑地で
人気の高かった日光で、随一の設備を誇ったクラッシックホテルです。
創業者の金谷善一郎は、たまたま自宅にお泊めした宣教師でヘボン式ローマ字の創設者、
ヘボン博士(1815〜1911)の勧めで外国人向けの宿泊施設を設立。
私の好きなイギリス人の女性旅行家、イザベラ・バード(1831〜1904)も、東北旅行への行き帰り
この金屋ホテルの前身「金谷カッテージイン」に宿泊したそうです。

実はここもまだ泊まったことがないの(涙)
これだけクラッシックホテルが好きなのに、金谷ホテルも富士屋ホテルも、なかなか泊まる
チャンスがないなんて。

世界の「クラッシックホテルを巡る旅行記」なんていうものを自分で書いてみたいな〜。
建物の細部やお食事のディテールにこだわった写真も載せながら。


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