2012年3月24日土曜日

2、3日休暇を取って、ロンドンからストラトフォード・アポン・エイヴォンまで小さな旅にひとりで出かけたことがありました。
ロンドンのメリルボーン駅から直行の列車に乗って2時間くらい。
ここは言わずと知れたシェークスピアの故郷で、イギリスの代表的な観光地。
ネットで予約したプチホテル「The White Swan」は木組みの可愛いホテルで、昔の造りをそのまま
利用しているので廊下がUp Downしてたり、迷路みたいに枝分かれしていて面白かった!
天井が低く、アンティーク色が濃厚でまさに私好み。お部屋も清潔です。
1階の1600年代からパブだったレストラン(!?)で一人で食事をしていると、食後にウェイターの
おじさんが内緒でチョコレートをくれました(笑)


ここにはロイヤル・シェークスピア・カンパニーなる劇団が居を構え、チャールズ皇太子が総裁。
この街だけでも劇場が3つあり、その時はスワン劇場という一番小さな劇場のみがオープンしていたので、当日券を買って夜に「詩の朗読会」にでかけました。古語で全然わからなかった(笑)

帰りはひとり、ぼんやり街灯に照らせれた石畳の道を歩いてホテルまで戻りましたが、礼拝堂の様な劇場といい、月明かりが落ちる低い屋根といい、なんだか15世紀にタイムスリップしたかのよう。
街中にはテューダー様式の住宅がそのまま残っていて(すご〜い!500年前のうちに普通に住んでるなんて!)「過去」と「現在」が交錯しながら、同時に存在するような不思議な雰囲気...。

ひょいと街角から、その時代の人たちが世間話をしながら出て来そうな夜でした。



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