2012年6月19日火曜日

Scotland/Oban(スコットランド/オバーン)
スコットランド西岸の島々を巡る時の拠点となる港町です。
レンタカーでエディンバラを出て、色々な所をドライブする旅。
この時は、オバーンの港のすぐ側に建つ Regent Hotel に泊まりました。
高級ではないけれど、そこそこ大型でチェーン・ホテルのように気軽。

お夕食は、船が舫ってある港の入り口のシーフード料理のお店に行ったんだったっけ。
ムール貝が素晴らしく美味しかったけど、東洋人の私は、中流階級とおぼしきオバサマ達に
頭から足の先までジロジロと見られました。
ま、見たきゃ見ろよ!っていう感じ(笑)


レストランを出たあと、港の柱に「Seance」の文字。
日本語だと「交霊会」と訳すんでしょうか。
すぐ近くの民家で、その日の夜9時から行われるとの張り紙。
交霊会とは、何人かの人がひとつの部屋でテーブルを囲んで手をつなぎ、その中の一人の霊媒に
霊が降りてきて現世の私たちの様々な問いに答える...というもの。
人道的な問いに答える神霊もあれば、亡くなったお身内が直接出てくることもあるそうです。
日本で言う恐山のイタコな感じ? 
でも、あまりおどろおどろしくなく淡々とした感じらしいです。

19世紀後半から、イギリスでは神霊を降ろす交霊会がインテリ階層の人々の間で盛んに行われ、
あのシャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルを筆頭に科学的な証明も行われていました。

こんな場所で、こんな会がまだ普通に行われているんだなぁ...と妙に感心した夜だった(笑)

ちょっと行ってみたかったけど...。
興味本位で行くところじゃないよなぁ。


0 件のコメント:

コメントを投稿